続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

私は先生の車が見えなくなるまで手を振っていた

それから、家の中に入り自分の部屋へと歩く

ベッドの上に寝転んだ

そしてケータイを取り出した

メールを送る

相手はもちろん、先生

“先生、会いに来てくれてありがと

久しぶりに先生に会えて嬉しかったよ

今日も部活、頑張ってね

おやすみなさい”

送信ボタン押した

先生、仕事が始まるまでに1日空けとけって言ってたな

いつにしようかな

…先生も部活休むのかな

先生は部活が大好き

私の高校にいたときもほとんどバスケ部は休みなんてなかったらしい

なのに…いいのかな…

そんなことを考えてると何時の間にか寝ていた

今まではいろいろ不安で夜は寝ることができなかった

けれど、今日は違った

安心して寝ることができた