翌日、私は10時に駅前のカフェへ行った

「葵ー!こっちだよ」

紗英ちゃんが手を挙げて教える

席には紗英ちゃんとしぃがいた

「お待たせ!紗英ちゃん、つわり大丈夫?」

「昨日、気分転換して今日も歩いてきて気分転換できたからだいぶ楽だよ」

「そっかぁ。なら、よかった」

私はミルクティーを注文する

少し経つと千波が来た

「ごめん!ごめん!待った?」

「全然、待ってないよ」

しぃが千波にそう言い返す

「ごめんね。あ、アイスティーください」

千波がウエイトレスさんに言った

「で、本題に入りますか!あの後、何があったの?」

紗英ちゃんがグレープフルーツジュースを飲みながら言った

3人が私の方を見る

「あの後…葵、北高に行ってきてね…」

昨日の出来事を全て話した

先生に好きって言ったこと

先生も私に好きって言ってくれたこと

先生と一緒にラーメンを食べに行ったこと

先生とキスしたこと

先生とケータイ番号を交換したこと

先生と付き合うことになったことも…

全てを話した

「すごい…本当に付き合うことになったの?」

「よかったね!」

「やっとだね」

3人は自分のことのように喜んでくれた