ベッドの上に寝転び、ケータイを開き電話帳を見る

“矢沢竜”

私のケータイに先生の番号が入っている

嬉しい…

ケータイを見て、にやけてしまう

ケータイを見ていると

ヴーヴー

ケータイが光った

電話だ!

「もしもし!」

『もしもし。あたしだけど』

電話の相手は紗英ちゃんだった

「どしたぁ?」

『明日、暇?』

「うん。暇だよ」

『矢沢と上手くいったんでしょ?』

上手く…いったかな?

「うん!一応ね」

『明日さ、しぃと千波も誘ったからね。10時に駅前のカフェでいい?』

「うん。わかったよ!」

『じゃあ、また明日ね』

「おやすみぃ」

私はケータイを閉じる

明日は紗英ちゃん達にいい報告ができるな

私は布団を頭からかぶり、眠りについた