「お待たせしました」

店員さんがテーブルにラーメンやチャーハン、ギョウザを置く

「おいしそうだね」

テーブルの上にのっている料理を見て言う私

「おい」

先生はそう言って私に箸を渡す

「ん。ありがとー」

私は先生から受け取る

「いただきまーす」

「いただきます」

私達はそう言いラーメンを食べる

「おいしいね?」

「そうだな」

もくもくと食べる

「そうだ。ねぇ、先生。葵達さ周りから見たらどんな風なんだろうね」

「あ?どういう意味だ」

「だってさ葵、制服着てるじゃん」

「ああ」

「先生、ジャージだし」

先生は少し箸を止めて考える

「やっぱ、普通に教師と生徒じゃねぇの?」

なんだか、ガッカリ…

「そう…」

「それか、あれかもな」

「どれよ?」

「高校生同士?」

「先生が高校生?キツイよ」

「うるせぇな。お前だって中学生ぐらいだろ」

「ひどい!」

私は先生のギョウザをひとつ取って食べた

「てめぇ、俺のギョウザ!」

そういった先生は私のチャーハンのお皿を手に取り食べた

「バカ!」

その後、私達はこのやり取りを繰り返していた