6時少し前になり、お弁当を後包むだけとなった

いつもならもう先生は起きてくるはず

だが、今日は起きてこない

今日は日曜日なので先生は部活がある

起こさないとな…

私は寝室に向かった

寝室の扉を開けてベッドを覗き込むと先生は気持ちよさそうに眠っていた

昨日も朝から夕方まで部活だったもんな…

疲れてるんだろうな

でも、起こさないとな

部活に遅れちゃう

よし!起こそう

…普通に起こすの

つまらないからなぁ

あっ!そうだ!

「デコピーン!!」

私はそう叫び先生のおでこにデコピンをする

そうすると先生は

「イテェ…」

布団の中から顔を出しながら先生は低い声で言った

「起きたぁ?」

先生は目を擦っている

「おはよ」

「…おはよう…」

眠たそうに言う先生

「もう6時だよ?」

「わかった。起きる」

先生はそう言いベッドから下りる

寝室を出て行く先生のTシャツの裾を掴み後を追って行く

服の裾を掴む癖は今でも直っていない私