続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

コーヒーカップから降りて先生の服の裾を掴みながら歩く

気持ち悪い…

顔上げれない…

「おい。大丈夫か?」

「ちょっとヤバい…」

「あ?何がだよ」

「気持ち悪い…」

そう言って先生の胸に顔を埋める

「ここで吐くなよ!」

「吐かないよ…」

「おいおい…俺の次はお前かよ」

「先生があんなにコーヒーカップ回すから…」

「ベンチ行くか」

先生に腕を引かれてベンチがある場所まで移動する