続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

先生が戻って来るのを待つ

15分くらいすると

「おい」

クッションに埋めていた顔を上げる

「先生ー」

「寝てたのか?」

「ううん。ギリギリ寝てない」

「お前、いつも寝てるな」

「寝てないよぉ」

私は起き上がりソファーに座る

先生も私の隣に座った

「明日、どこ行きたい?」

「明日?」

「ああ」

「どうしよう」

「決めろ」

んー

どうしよ…

考える

「ねぇ、先生」

「あ?」

「ギューして」

「何言ってんだよ。ふざけてんのか」

ふざけてるわけじゃない

ただギューってして欲しいだけだもん

「ギュー…」

久しぶりに会うとわがままになってしまう…

「先生…」

「わかったよ…」

先生はしぶしぶと言った