続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

「神崎…?」

「先生…」

お店の扉に立っている先生…

ヤバい…

もしかして、見られた?

「あれって葵の彼氏?」

「俺…車で待ってるから…」

先生は駐車場へと歩いて行く

「先生…!待って」

私は先生の後を追いかけようとする

「仕事、放り出すつもり?」

隆弘君が私の腕を掴む

「離して…!」

私は隆弘君の手を振り払い

事務所の方へと走った

事務所に入ると

「あれ?どうしたの。葵ちゃん」

和葉さんが書類に目を通しながら言う

「あ…いえ…」

「彼氏来た?」

「はい…」

「そうか!じゃあ、着替えておいで」

「でも、終わる時間じゃ…」

「いいのよ。サービス」

和葉さんはデスクに書類を置いて化粧を直し始める

「じゃあ、着替えてきますね」

私はロッカーへと行った