続・一途な彼女と意地悪な彼の物語

7時を過ぎて

もうすぐ、仕事が終わる!

そう思いながら私はお店の棚を整理していた

そうしてると

「葵ー!」

振り返る…

隆弘君か…

「ん?何?」

作り笑いをして対応する

「葵って、土曜日と日曜日に休み取ってたよな?」

今日は金曜日

私は今週、たまたま土曜日と日曜日に休みを取っていた

そのおかげで先生と一緒にいられるのに…

!?

なんで知ってるの?

そんな風に言いたかったけどやめた

「そうだよー」

「俺も日曜日休みなんだよ。一緒に遊びに行かない?」

はっ?

ヤダよ

なんで隆弘君と一緒に遊びに行かなきゃなんないの!?

「ごめんなさい…日曜日はちょっと用事が…」

「そうか…残念だな。じゃあ、今日夕飯食べに行かない?」

本当、諦めが悪いな…

「本当、ごめん。今日もダメなんだ…」

「そうか…もしかして、彼氏と約束?」

わかってるんじゃん…

「うん…そうなの」

「そっか。なら、仕方ないね。また今度予定空けといてよ」

そう言って隆弘君は私の頭を撫でた

本当、やめて欲しい…

私は愛想笑いだけをした