それから数日が経ち今日は日曜日

私の仕事は日曜日休み

私は紗英ちゃんと会うことになっていた

しぃと千波は予定が入っていて会えない

いつものカフェで待ち合わせ

チリンチリン

カフェの扉を開けると鈴の音がした

あれ?

この前、来たときはこんな鈴なかったのに…

「いらっしゃいませ!」

店の奥から航平が出て来た

「1人ですか?葵さん」

「紗英ちゃんが来るよ」

「ミルクティーでいいですか?」

「うん。ありがと」

私は空いている席に座った

少し経ったら紗英ちゃんが来た

「葵!」

「お腹大きくなってきたね」

「5ヶ月だからね」

私は紗英ちゃんのお腹を触った

「葵、最近矢沢とはどうなの?」

「普通だよ。メールや電話なら毎日してるよー。会えてないけどね…」

「会ってないの?つーか、デートは?」

「成功したよ!」

「よかったぁ」

紗英ちゃんはキャーキャー言っている

「そんなことよりさ…」

「ん?何よ」