「詩織は、どうだった?」

「第一審査愛かったよ。次も頑張るよ!」

「よかったね!おめでとう!」

私は、詩織が第一審査に合格して本当に嬉しかった。

詩織は、私にとって大事な親友だから。

「ありがとう!じゃあさ、私が第一2時審査受かったらさ2人で何か祝おう」

「うん。いいね!」

「そう言えば、もう康太君にモデルの事言った?」

私は、その言葉で一瞬顔が曇った。

そして私は、黙り込んだ。

「愛歌?」

詩織が心配して私の顔を覗き込んだ。

「あっ、ごめんね。まだ、康太に言ってないんだ。今度、言うつもり……」

「愛歌、何か康太君とあったの?」

「別に何でもないよ……」

「嘘。顔に何かありましたって書いてあるよ」

えっ、顔に?

私は、鏡を取り出して自分の顔を見て見た。

「えっ、私って顔に出てる?」

詩織に聞いて見た。

「うん。かなりね。私でよければ聞くから言って見て」

「うん。あのね、ちょっと前なんだけど康太に違う女の子がラブレターを渡してたの。
それでね、康太が最近朝も来なくて私と目が合っても目を逸らすの。それでね、そのラブレターを渡してた子と仲良く話してたの。それで私は、嫌になって……」

「そっか。愛歌は、まだ自分の気持ちに気づいてないの?」

えっ、自分の気持ち?

「自分の気持ちって?」

私は、よく分からなくて聞いて見た。

「それは、愛歌が分からないといけないから言わない。康太君は、多分何か理由があると思うよ。私、康太君に聞いて見るよ」

「ありがとう。詩織」

「いいって」

詩織、本当にありがとう!

詩織に話したら少し元気が出たよ。

やっぱり詩織は、私の世界一の自慢の親友だよ。

だからこれからもずっと親友で居てね。