私は、涙を拭き取り1人で帰った。
家に着いたら自分の部屋に行って静かにベットに入って顔を埋めた。
電気もつけずに……
さっきの康太とあの子が気になって仕方なかった。
何でこんなに気になるんだろう?
でも、もしあの子と付き合ってたら仕方ないよね。
だって私と康太は、幼なじみだから……
もう、考えるのはやめよう。
私は、下に降りてお母さんにモデルの事を言おうとした。
お母さんは、誰かと話していた。
その声は康太の声だった。
気まずい……
今、康太と会いづらいなあ……
康太からしたら平気かもしれないけど……
私は、その場から去ろうとした。
「あっ、愛歌。康太君、来てるわよ」
もう、お母さん。
私を呼ばないでよ。
今は、康太と会いたくないのに……
「あっ、うん……」
私は、仕方なくリビングの所に行った。
「よっ。愛歌」
「何しに来たの?」
私は、康太に聞いた。
「愛歌、何言ってるの? 康太君はね……」
聞きたくない……
「ごめん……。今日、疲れたからもう寝るね。じゃあーね。康太
「ちょっと愛歌……」
お母さんは、行った。
でも、私はその声を聞こうとせず自分の部屋に行った。
私は、ベットに入って寝ようとした。
でも、なかなか眠れなかった。
きっとスッキリしないからだよね。

