「あいからわずだな。ホラッ、これ」

勇輝は、私にハンカチを渡して来た。

私は、それを受け取って涙を拭き取った。

「早く食べないと俺が食べるからな」

勇輝は、意地悪そうな顔して言った。

勇輝は、あいからわず意地悪だ。

私は、急いで食べた。

私と勇輝は、店から出た。

「皆に言わないとな」

「うん」

私は、皆にこの事を言った。

皆、驚いてた。

結婚式当日―

「愛歌、綺麗やな」

亜由が言った。

「ありがとう」

私は、言った。

「愛歌、幸せにね」

詩織が言った。

「まさか愛歌ちゃんと勇輝が結婚するとは……」

光輝君が言った。

「愛歌、結婚おめでとう」

康太が言った。

「愛歌ちゃん、幸せになってね」

郁ちゃんが言った。

「2人もありがとう」

私は、言った。

「郁、早くしねぇと俺が全部食べるぞ」

「康太の意地悪」

私は、康太と郁ちゃんを見た。

この2人なら大丈夫。

私は、康太と郁ちゃんが付き合ってると知って安心した。