私がケーキを食べてると、香織と咲が来た。

「「愛歌、誕生日おめでとう」」

2人が声を揃えて言った。

「香織、咲。ありがとう」

私は、言った。

「いいのいいの。いっぱいケーキ食べてね」

「うん」

「また、お前は食い地があいからわず張ってるな」

私と香織の会話に勇輝が割り込んで来た。

「あいからわずだね。勇輝は」

私は、言った。

「お前、今日誕生日だったな。おめでとな」

勇輝が言った。

めずらしく素直じゃん。

「勇輝がめずらしく素直。明日は、雨降るかな?」

私がわざとらしく言うと勇輝は、「何だと。人がせっかく・・・・・・」とぶつぶつ1人で言ってた。

こうして皆が私の誕生日を祝ってくれたのを私は、一生忘れない。