「時計周りでいいんじゃね?」
康太が言った。
「じゃあ、私からだね」
私は、そう言って詩織のカードを1枚選んで取った。
トランプを見たら数が合わなかった。
次々と順番が来てトランプを1枚取っていって何枚かは、同じ数のカードがあった。
でも、なかなか終わらない……
亜由が1番に上がった。
残ってるのは、私と平野君だけ。
平野君が持ってるカードは、2枚。
私は、真剣に選んで1枚取った。
見たらジョーカーだった。
残念…・・・私、負けた・・・・・・
「イェーイ。藍沢に勝った」
平野君が言った。
悔しい…・・・
「愛歌、負けたな。じゃあ、罰ゲームしようで。じゃあ、愛歌の初恋はいつ? 正直に答えろな」
康太が言った。
「それいいな、小野君。罰ゲームあった方が燃えるしな」
亜由が言った。
「負けたら罰ゲームあるの? よかった。俺、ビリじゃなくて」
平野君が言った。
「じゃあ、藍沢。康太が言った罰ゲームに正直に答えような」
高田君がいじわるそうに言った。
皆で居る前で言うの?
恥ずかしい・・・・・・
でも、言うしかない・・・・・・
「罰ゲーム罰ゲーム」
皆が張り切って言ってる。
康太のいじわる・・・・・・
私は、そう思った。
「康太・・・・・・」
私は、ボソっと言った。
皆、驚いて私の方を見た。
見ないでよ・・・・・・皆して・・・・・・
恥ずかしいじゃん。

