「じゃあ、休憩時間に各自今の班で今座ってる席順の机で動かすこと。以上」
先生が言った。
私は、机を動かした。
康太の隣だ。
康太の隣になるのって初めてなる。
何か妙に緊張する。
でも、席もいいし授業中席近いから亜由と詩織と話も出来るし最高。
「愛歌、詩織となるの初めてやな。宜しくな」
亜由が言った。
「うん、宜しくね。私と詩織は、前も一緒だったよね」
私は、言った。
「うん、そうだよね。今も一緒だしね」
詩織が言った。
「愛歌は、小野君が隣やな。うちは、平野君が隣やけど」
「うん」
私は、言った。
「いいな。愛歌は、彼氏が隣で。私何か学校違うから、あんまし会えないし」
詩織が言った。
何か改めて康太の事を“彼氏”と言われたら何か照れる……
私は、顔赤くなった。
「おい、愛歌。何顔赤くなってるんだ?」
康太が話に割り込んできた。
よかった。
康太に話聞かれてなくて……
「別に。それより、康太と席隣になるなんて初めてだね」
私は、言った。
「そうだな。隣がお前だとからかうの面白いしいいな」
康太が言った。
からかうのが面白いからだけ?
もうちょっとこう言う台詞は、言えないのかな?
“お前と一緒に居たら楽しいから”とか。
康太がそんな台詞言わないよね。
「あっ」
康太がいきなり大声で言った。

