「愛歌、もう帽子とか取って。それで今日、勇輝君にも来てもらったから大丈夫わよ」
高岡さんがVサインした。
私は、帽子とサングラスを取った。
「じゃあ、行くわよ」
「AIKAちゃん、この記事本当?」
マスコミ者の人に聞かれた。
「皆さんに話があります」
私は、皆に言った。
「私は、モデルの勇輝とは付き合っていません。それで正直に言うと、他に付き合ってる人が居ます。その人については、言えません。でも、私は皆に分かってもらえたくてここに来ました。迷惑かけて本当にすいませんでした……」
私は、ぺこっと頭を下げた。
「それって本当なの?」
「遅れてすいません」
この声は、勇輝。
「勇輝君、この記事は本当?」
さっきの私の質問と同じ事を聞いた。
「違います。AIKAとは、友達だけなんで。だからこの記事は、なしって言う事にしてもらえませんか?」
勇輝が言った。
「でも、勇輝君はAIKAちゃんの事好きじゃなかったの?」
勇輝が私を好き?
意味が分からない。
「確かに俺の方は、好きでした。でも、AIKAにはちゃんとそうゆうやつ居るんで諦めています」
「勇輝君、男らしいね。じゃあ、この記事は嘘なんだ。誰がこの記事、作ったの?」
「すいません。俺です。AIKAちゃん、勇輝君も迷惑かけてごめんね……」
「「いいえ」」
勇輝と同時に声がはもった。
「ええ、この記事は手違いだったんでなしって言う事になります。では、以上で」
マスコミ者は、そう言ってどっかに行った。

