「あいからわず、泣き虫だね。愛歌は」

詩織が言った。

「そうなん? うちは、初めて知ったわ」

「泣き虫でごめん」

「今は、しっかり泣いていいよ」

私は、いっぱい泣いた。

詩織と亜由が居てよかったと思った。

もし、詩織と亜由が居なかったら私はどうなってるんだろう?

私は、2人に感謝した。

「詩織、亜由大好き」

「うちもや」

「私も」

友情っていいな。

詩織と亜由のおかげで勇気が出たよ。

私は、これからも康太の事を諦めずに康太を好きでいる事にします。