私、藍沢 愛歌。
普通の高校生。
高校生活で充実した毎日だった。
「愛歌、起きろ」
こっちは、私の幼なじみの尾野 康太。
私は、男が嫌いだけど何故か康太と一緒に居たら安心する。
私は、男で言えば康太としか話してない。
「おはよう。康太」
「おはようじゃないだろ」
私は、朝が苦手でいつもこうして起こしてくれる。
だから私は、康太に感謝。
「ごめんね。康太」
「そんな事より急がねぇと間に合わねえだろ」
康太は、口は悪いけど根は優しい。
「はいはい」
「はいは、1回でいい」
「康太ってお母さん見たい」
「うるせぇ」
「着替えるから康太は、出てて」
康太は、出て行った。
私は、急いで着替えた。
下に降りるとお母さんが居た。
「いつもごめんね。康太君」
「いえいえ。もう慣れてますから」
“もう慣れてますから”って何でそう言う言い方するかなあ。
でも、本当だけど……
私は、朝食を食べる。