そしてあっという間に時間がすぎ
お昼の時間。

「お昼、買ってきますね。」
「もう作ってる。」
「え?」
「なあ、下向くのやめたら?可愛い顔が台無しだーよ?」
「いいじゃん。」
「あのね、人ってね・・中身は顔の次なんだよ。」
「なんかさ、エロい。」

「そういう意味じゃないーーー!!!
 俺は、お前だけを見てるから。」
「キャッ!!」
「どいてよッ!///」
「じゃあ、今のは無しね(笑)」
「じゃあ・・・」
「どいたら目そらすじゃん。」

そこまで見てるんだ(笑)
さすが、変態ッ!

「あたし、敬浩のこと分からない。」
「いいよ、分からなくて。俺が知りたいだけだし。」

ドクン!!

昨日も響いたこの心臓の音。

敬浩は馬乗り状態の体勢を元に戻した。


本当は、敬浩のこと知りたいっていうのは
内緒ね。
やっぱりこれって好きってことなのかな。