girl -恋を望む少女たち-







-翌日

「おっはよー。」
熱も下がって元気に登校。
「おはよー、熱大丈夫?」
いつものように幸太と登校して、下駄箱で未来とばったり。
「うん、大丈夫だよ。」
「そっか、よかったー。」
そういってにっこり笑う未来。
だけど、その笑顔は幸太に向けてほしい。
俺には意味ないよ、笑顔。

きっと幸太に向けたら、
すごく喜ぶ。