目の前には私のスキな人、
黒沢君が、
手を私のほうへ向けて
笑っている。

「?」
「握手。俺も、姫ちゃんのこと好き。」
黒沢君も私のことを好き・・・・。
「え!嘘!!!あ、えっとよ・・・よろしく!!」
手をぎゅっと握る。