その度に看護師さんを呼び

酸素濃度を上げていただいたり、

喉の奥に詰まっているであろう

痰を取っていただいたり

してもらいました。


前日までの母からは

想像出来ないほど、

その日の母は

私にたくさん声をかけてくれました。


きっと、

母の最後の気力だったの

かもしれません。


“苦しい”


それが母の最後の言葉でした。