昨日、

子ども達と一緒に

母の元へ行きました。


母の表情はとても険しく、

眉間に皺を寄せていました。


肝臓の肥大が

日に日に増しているようで、

日を追うごとに

苦しさがどんどん

強くなっていると訴えていました。


いつも前向きな母が、

「もうどうでもいい。

もう楽になりたい……」

とか細い声で弱音を呟きました。


私は笑顔で、

「苦しさを

代わってあげられなくてごめんね。

そんな弱気にならないで」

と耳元で囁きました。