「私、○×高校に受かったんだぁ」
「本当?おめでとー!私も第2だけど、△女子高受かったよ!」




「聞いてよぉ、昨日彼がぁー…」
「え、まぢ??それあり得ないんだけどぉwウケるぅ」



ガラガラッ



「……。」

「……。」


1人の女子中学生がドアを開いたとたん、周りが静まり返った


しーん。とする教室を1人、スタスタと歩き、ガタンと音を立て、自分の席に着きノートを開いた

そのとたん、皆が一斉にまた話を再開し教室がざわざわしだした


一方、さっきの少女は開いたノートをずっと眺めているだけだ