先輩、好きです



懐かしい…夢を見た。


雨が降っている。

河原沿いの道を歩いていると、どこからか猫の鳴き声がする。


どこにいるの?


水しぶきがとぶのも気にせず、土手を下りてみた。


「あ…」


子猫のいる段ボールの前に黒い傘を差した人がかがんでいる。


「おまえ…捨てられたんだな」


「みゃあ」