逆らう物~いじめ~




麻友が私のところに歩いてきた。


「勇気…」


私のとこに来ては私に手を差し伸べた。


麻友……。



ぁぁ…私は何をしていたんだろう。



今頃になって自分のみじめさに気づいた。


今頃…戻ることなんてできない

だってみんな私の事嫌いだから…

こんなくらいなら…


死んでやる。

でも…伝えたいことがある…麻友に

私は近くにあった髪をペンで

麻友に気持ちを書いた。

そして


_パンッ_


私は麻友の右手を払った。



「ぃっ…たぁ」

麻友が右手を痛そうに払う。



「あんたなんかと出会わなければよかったのに、親友になんかならなければ、こんなにつらくなかったのにぃ…いいよ…ヒック思い通り仲良くやればいいじゃない!私はこんな目に合うくらいなら死ぬ方が何千倍もましよ。」


……麻友さよなら。

さっきはごめんね…。

さっき書いた紙を麻友に投げて

私は窓に向けて全力で走った。


そして

「勇気ぃ!!!!!!!」


そう叫んだ麻友の声とともにガラスが割れ


下に私は落ちていく___。