「いきなりいじめをやめたと思ったらクラス一人気者の一葉と付き合うって自分勝手すぎでしょうが!!!!!!!」 つい本音を出してしまい 近くにあったゴミ箱を蹴った。 麻友はビビッていないようだった。 こいつ____。 「でも…」 麻友は何か言いかけた。 でも私はそれを聞こうと思わなかった。 それ以上にムカついているのだから。 「でもじゃねぇよ。皆お前が嫌いだった。もちろん勇気も嫌いだよ。しかも皆の一葉を独り占め?ざけんなや!!!!!!!!」 私の声が廊下に響いた気がした。