私が知らなかったあいつの正体

「い…っおい」

ん…?もう…眠りを邪魔しないで…

そう思い
体をベンチに倒した

「早く起きねぇとお前の事襲っちゃおかなー」

あれ?この声どっかで聞いた事がある…

私はゆっくりと目を開き目を擦った

そこにはドアップされたアイツの顔があって…

 ガバッ

「えっ!ここどこ!」

私は飛び上がりあたりを見た

あたり真っ暗で街灯が点滅してる

「お前、俺の歌声聞いてここで寝てただろ」

ギグッ
まさに図星…

「ははーんそんなに俺の歌声が気持ちよかった?」

こいつはニヤニヤしながら私を見てそう言った

どうしよ…素直に気持ちよかったと言えば
きっとこいつはまた私をからかう

「別に?ただ眠たかっただけ」

可愛くない返事をして私は目をそらした