私が知らなかったあいつの正体

こいつは笑いながら口を開いた

「俺はこの高校の一年生、つまりお前と同級生」

はい?あんたみたいな人見かけた事ないんだけど

でも無理もない
この高校は一年生だけでも350人位はいる
一人一人覚えられるはずがない

「なん組なの?」

一応聞いてみることにした

「内緒。俺の事が知りたいなら明日の昼休みまたここに来いよ」

教えないなら教えないで良いけど
なんでまたあんたに逢わないといけないの

別に知りたくない!

「いや、私もう来ないから。別に知りたくもない」

「そうか、俺に会いたいならいつでも来いよ。いつでも待ってるから」

そう言ってイケメンくんはこの部屋から立ち去った