「まあまあ、響が2年間の決着を付けたい気持ちは解るけど、今の龍也はそれどころじゃないろうな。なんせ、最愛の彼女の去年の事があるから…ねぇ?」
暁の同情を含んだ視線に、龍也はどんよりと暗い溜息を吐く。
響もようやく去年の騒ぎを思い出し、龍也の滅入り方に納得がいった。
「あ~…。まぁ…心配な気持ちも解るけどさぁ…今年は大丈夫なんじゃね?
去年みたいな事の無いように厳戒態勢で当たっているはずだし」
慰めになるかならないか、かなり微妙な台詞で龍也を励ます響。
龍也が勝負に参戦するか否かは彼女のマラソンの結果次第になりそうだ。と、暁と響が視線で会話をしたことに、果たして龍也は気付いていただろうか?
暁の同情を含んだ視線に、龍也はどんよりと暗い溜息を吐く。
響もようやく去年の騒ぎを思い出し、龍也の滅入り方に納得がいった。
「あ~…。まぁ…心配な気持ちも解るけどさぁ…今年は大丈夫なんじゃね?
去年みたいな事の無いように厳戒態勢で当たっているはずだし」
慰めになるかならないか、かなり微妙な台詞で龍也を励ます響。
龍也が勝負に参戦するか否かは彼女のマラソンの結果次第になりそうだ。と、暁と響が視線で会話をしたことに、果たして龍也は気付いていただろうか?



