もし この世の中に
鬼なる架空の存在が
なかったとしたら、
よほど この世界も
楽なのかもしれない。

そもそも 鬼なるものが
この世に 存在するか否かは
定かではないが、
鬼がいなきゃ、
桃太郎のお話も
一寸法師のお話も
徒党を組んで
ただ いたずらに
世間を騒がせて
一生を終えたに違いない。

鬼がどこかに居て
鬼退治にいくからこそ、
彼らは この世に
英雄の名を
残していったのであろう。

その御伽噺を具現化したのが、
家康さんということに
なるであろう。