ルチア―願いを叶える者



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「…今何時だろう…」


変な時間に目が覚めた。


みんなに会うのが気まずくて、ご飯も食べずに部屋にこもっていたせいでする事も無くいつの間にか寝てしまったみたいだ。



「…謝ろうかな……」


でもなんて?
私、なんて言ったら許してもらえるかな…


好きなのに…
離れていくばっかり…


「でも……」


これでいいのかもしれない。これで離れていれば、私の気持ちも冷めるかもしれない。


傷つく事なく…
別れられる……


「これで…いいんだ…」


きっと…これで……



ねぇ、ルカ…
私、死んだらルカに会えるの?


だったら死んでも寂しくないよね?


たとえ……
みんなと離れ離れになったとしても…