「在るべき姿に戻して!!」
―ピカアァァァ!!!
『グアァ!!?』
私と魔物の体から光が放たれる。
―ドクンッ
「うっ…あ……」
また…だ…
胸が痛い……
あの人は………
戻れたのかどうかを確かめる為に途切れそうな意識を必死に繋ぎ止める。
「…あ…ぁ…戻った……」
そこには年老いた男性が立っていた。
「良かった…」
ちゃんと…
戻れたんだね……
「お父さん!!」
「マルク!!」
親子が抱き合う姿が見える。
あぁ…良かった…
嬉しくて涙が出る。
これで…
一人ぼっちじゃないね…?
「花音!!またあなたは…」
アル…ごめん…
「しっかりしろ!!花音!!俺の声が聞こえるか!?」
シェス…聞こえてるよ…
でも…
声が出せない…
「何だよ…お前、何でそんな死人みたいな顔してやがんだ…」
ロイ……
ロイに今の私は、どんな風に映ってるんだろう…
死人みたいって…
私、死んじゃうのかな…
私…まだ……


