――――――――――― ―――――――――― ―――――――― ウルセウス国を発ってから数日。 最北端にあるリグナ国へ向かう為に私達は港町へ来ていた。 「あ…そういえば…」 朝食をとりながらふと思い出した事がある。 「シェス、ルアーネに帰ったらもう一度ルチアに関する本をみたいんだけど…」 ルカがシェアに託した手紙、多分あの時…… 宛名も送り主の名前も消えてしまっていたあの手紙。 本の間に挟んであった、あの手紙がもしかしたら…