「…信じられない…」 一面に広がる光景に目を奪われた。 光が落ちた場所には、黄金の花が咲き誇り、周りにも小さな黄金の花が咲いている。 綺麗…なんて言葉では表せないですね。 なんと言ったら…… ゆっくりと花へと近づく。 『僕の花を守ってくれ…力ある者よ……』 「誰です!!?」 剣に手を伸ばし、周りを見渡す。 気配は感じられない。 だが確かに…… 「んっ………」 「っ!!!!!」 今度は黄金の花から声が聞こえた。