―ガサッ 「!!!!!」 茂みが不自然に揺れた。 とっさに剣を構えた二人が、私を背に庇ってくれる。 「誰です、出てきなさい」 「や、まてアル。この国の人間かもしれないぞ。…すまない、話しがしたい。出てきてくれないか?」 ドキドキする… お願い…二人が戦う事のないように… 「…旅の方…?」 茂みがもう一度揺れ、橙色の短髪の女性が現れる。 わっ…綺麗な人!!! 髪は男性のように切り揃えられているが、女性だと確実に分かる。