デレデレ彼氏とツンデレ彼女

「あっ。もしもしお母さん?今日宏太が家に泊まってけ言うから泊まって行くね。」


はいはい。分かりましたと言った後


避妊はするのよ。と余計な事を言って切られた。


「馬鹿じゃん。」


ボソッと呟いて携帯を閉じた。


「初音♪電話終わった?
行こうか。」


グイッとあたしの手を引きお店を出た。


ふふふふーん♪なんて鼻歌を歌いながら歩いている
宏太。


何がそんなに楽しいのか、嬉しいのかあたしなは全く分からない。


「コンビニよって行こうか?今日夜更かしするから―お菓子とかジュース買って行こう♪」


コンビニにレッツゴー♪なんて大声でいいながら
歩く宏太は本当の馬鹿に見える。


なぜあんなのが勉強得意なのか…。


不思議だ。


コンビニにつくと宏太は、すぐさまお菓子コーナに向かった。


宏太は、甘い物が大好きでつねに食べている。


なのに太らなくて羨ましい体質だ。