「歩かなきゃ進まない。 歩くことで道ができる。」 《ザァァァァァ…》 雨は、止まない。 「道は元からあるもんじゃねぇ。 お前が前を向いて、 脚を上げようとしねーと 絶対に出来ねーんだよ。」 初めて聞いた言葉なのに、 その言葉は不思議と あたしの胸に自然に染み付いた。 「作ってみないか? お前だけの道、答えを。 バスケをつづけるかどうかは それから決めればいい。」 「あたし…だけの…。」 道を?