先生に授業で使う材料を渡される。


うわっ、意外と重い。


でも頑張って元の体制に戻る。


「相川、もう一個いけるか」


ちょ、無理ぃ。


それでも先生はもう一個材料を渡してくる。


「先生~、俺が持つんで大丈夫ですよぉ」


その材料を高梅が隣から取っていく。


ついでに、私が持ってた材料も。


こいつ、私の倍は持ってるぞ。


「……ありがとう」


「なにがよぉ?」


へらへらした言葉で流される。