その群れに混じって高梅も帰っていく。


…のを先生に阻止された。


「相川ー、お前も来ーい」


私もですか!?


おとなしく先生についてくと、そこは理科準備室。


「お前らに話があるんだ」


私たちは顔を見合わせ、ゴクッと唾を飲む。


…高梅さん、音聞こえましたよ。


どんだけ緊張してんの。


「お前ら…」


うわっ、この先生ためるなぁ。


ドキドキし過ぎてヤバいから、はやく話して。