理香と付き合うようになってから、もう、半年が過ぎようとしただろうか。

何時ものように、理香と話ながら、笑いながら、寮に帰ろうとしていると、

「っあ・・・いぁ・・」

「理香っ!?」

理香が頭を押さえて、うずくまってしまった。

俺は焦って、どうしたらいいかわからなくて、固まってしまう。

「だいじょぅぶ・・・心配しないで?帰ろう?」

理香は我慢してるのか、顔をしかめながら、俺のてを引いて寮にもどった。

俺はバカか!??
バカっ!
ちゃんとしやがれっ!

あのときみたいに、ガキじゃんだっ!