いつの間にか寝ていたらしい。

「いやさん!嶺夜さん!!!」

「んあ??り・・・か・・・?」

俺が目を冷ますと、理香が俺を覗いていた。

「おはよ、理香」

「おはようじゃありませんわ!女子更衣室の前に眠るなんて、はしたないですわ!」

「うん。ごめん」

ここは素直に謝ろう。
理由??嫌われたくないからだ。

「それで?私になんのようですの??」

あ、忘れてた!!

「理香!!付き合ってくれ!!!友達からで構わない!!」

俺は一気にいって、正面から理香を見つめた。