あたしって、ダメだな… 「さー帰ろうぜ?」 あたしから離れた先輩はあたしのカバンと 自分のカバンを持ち上げた。 「あ、先輩…あたしのカバン ありがとうございます…」 「ん…」 先輩からカバンをもらった時 微かに手が触れて、 ドキッとした。 ダメだ… あたし、意識しすぎなんだよ… そう思うのに、 意識せずにはいられなかった。