先輩の寝顔…かわいい…



 膝枕してるみたいな状態になってるから


 あたしは、出来るだけ動かないようにしながら、


 手を伸ばしてブラウスを羽織った。



 
 「ほーら…起きて先輩…」



 いつまで経っても起きる気配がしない先輩。



 仕方なくあたしが起こした…はずなのに…



 まだ、寝てるし…



 もうっ、仕方ないなぁ…



 「早く起きないと先、学校行っちゃいますよ…?」



 耳元でそう言うと、


 ムクッと起きあがった。



 意外と単純…?


 そんなとこもかわいい…



 朝から、キュンキュンしすぎ…