こうして、あたしと先輩の


 長い夜が明けた。



 チュンチュン鳴いてる音に目を覚ました。




 自分を見ると、裸で…



 昨日あったことが鮮明に蘇ってくるみたいで



 恥ずかしさが復活した。



 隣をみると、先輩の寝顔があって…



 胸がフルフルと振るえる感じがした。




 あたしは、


 先輩の髪をそっと撫でた。




 「ん…」



 起こしちゃったかな…



 急いで手を引こうとすると――



 ギュウッ――


 先輩があたしの腰に腕を回して抱きしめてきた。



 でもまだ、寝てるみたい…