「忘れ物はないか―!!」







 今は玄関前に止まっている大型バスに






 グループごとに並んで、出欠確認中。








 隣には、制服を着崩した春樹君が立っている。






 

 チラッと春樹君を盗み見してみる。







 すると、パチッと目が合った。