「…セナちゃん、嘘だろぉ?」
「嘘じゃないって。」
抱きつく俺に、清水は一刀両断に言葉を投げて。
泣きそうになった。
「絶っ対、別れてやらねぇからな?」
「ハァ?!
そんなの通用するわけないでしょ?!」
「お前こそ、通用するわけねぇだろ?!」
頬を膨らませた清水は、俺を睨むように次の考えを巡らせて。
言葉を見つけられるより先に、その唇を塞いだ。
「…俺なしじゃダメなくせに。」
「―――ッ!」
唇の端を上げて言う俺に絶句したような顔で清水は、
逃げ場所を探そうと視線を動かす。
「ちょっ、離せ変態!!」
変態、って。
「…離して欲しけりゃ、二度と“別れる”なんて言わないって誓う?」
「―――ッ!」
何も言えなくなった清水に、見せつけるように勝ち誇った顔を向けた。
答えが聞かれなかったので、そのままベッドに押し倒しちゃって。
離す気なんかないし、別れてもやらないよ。
だって俺、こんなに好きなんだから。
END
「嘘じゃないって。」
抱きつく俺に、清水は一刀両断に言葉を投げて。
泣きそうになった。
「絶っ対、別れてやらねぇからな?」
「ハァ?!
そんなの通用するわけないでしょ?!」
「お前こそ、通用するわけねぇだろ?!」
頬を膨らませた清水は、俺を睨むように次の考えを巡らせて。
言葉を見つけられるより先に、その唇を塞いだ。
「…俺なしじゃダメなくせに。」
「―――ッ!」
唇の端を上げて言う俺に絶句したような顔で清水は、
逃げ場所を探そうと視線を動かす。
「ちょっ、離せ変態!!」
変態、って。
「…離して欲しけりゃ、二度と“別れる”なんて言わないって誓う?」
「―――ッ!」
何も言えなくなった清水に、見せつけるように勝ち誇った顔を向けた。
答えが聞かれなかったので、そのままベッドに押し倒しちゃって。
離す気なんかないし、別れてもやらないよ。
だって俺、こんなに好きなんだから。
END


