人を愛すること

「かなちゃん優しいよな。」


「そんなことないよ。」


「かなちゃんのこと好き。」



「でも彼女おるやん。」



「うん。」


「私も好き。」



「付き合おう。」



「別れたらな。」



「うん。」



罪悪感と嬉しさで変な感情やった。



なんぼ好き言うたかて君の好きは偽りの好きで私の好きも冷静になれば偽りやった。



それからほんまに連絡とらんくなった。


なんか解放された気分で心底楽になった。



そして気づいた。



あの恋は本気の恋じゃなかった。


なんか秋に好かれよう嫌われんとこうっておっぱい見せてだの寂しいからメールしよだの必死に秋の要求に応えようとしてた自分があほらしくなった。






そして秋のアドレスを消した。