「はあ!?なんでだよ! バカじゃねえの!! アメリカ?っざけんな! 俺はそんなとこ ぜってぇ行かねぇからな! 勝手に行ってろよ!」 そう叫んで家を飛び出す。 何故急にも親は あんな事を言い出したのか。 美佐と離れるなんて嫌だ。 やっと手に入れた美佐を、 可愛い美佐を、 俺を愛してくれる美佐を 手放すなんて何が何でも嫌だ。 それでもアイツらは 強引にでも俺をつれていくだろう。